「ふあっ…〜〜〜〜〜〜〜ぁ………まだ…眠いな…」

窓から差し込む日差しに目を覚まし、ワタシは軒先の小川で顔を洗う。
久方ぶりのベッドでの寝心地は最高で、本当はもっと寝ていたかったのだが――



「アーティ、……ホント、何してるの?」



パートナーのアーティは、いつぞやと同じように玄関先でいびきをかいていた。










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迷宮救助録 #23
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「はっはっは、お茶目お茶目」
「そんなお茶目見たこと無いよ」
「今見たろ?」
「……見たけど…そりゃ随分前にも一度…」
「見物料は安くしとくよ」
「はぁ〜〜〜〜〜……」

変わらない。
いや、きっと旅に出る前よりもさらに馬鹿みたいなやりとり。
思わず頭に手――ツルを当て、ため息を漏らすとアーティはハッハッハと笑った。




バサッバサッ


…スコン


バサッバサッ




そんなワタシたちをよそ目に、またいつもと変わらずにペリッパーが依頼を運んでくる。

――帰って来たんだ

それを見て、改めてワタシはそう思った。

ポストの中には、ポケモンニュースと手紙が入っていた。
ニュースの見出しは、【ポケモンズ世界を救う!】だ。
内容は――まぁいいだろう。
今回の一件でワタシたち【ポケモンズ】はノーマルランクから2階級昇進しシルバーランクになり、
救助隊として総帥デンリュウからお墨付きを貰ったのだ。
ゴールドのIDカードも良いが、シルバーもなかなか良いと思った。
それはさて置きこれでもう逃げる必要も無く、また救助活動に復帰できる。
サーナイトの手によって起こされていた自然災害は治まったが、
各地に残された深い爪痕を癒すまでは時間がかかりそうで、
まだまだ休んでいる場合ではない。





手紙は、依頼ではなくペリッパーからのものだった。
口で言えばいいのにとも思ったが、
ペリッパーはバンギラス以上に【不言実行】なタイプであるため、無理強いする事も無いだろう。

で、その内容といえば



  ようアミーゴ!
  また手紙運べるようになって嬉しいぜチキショー!
  これからもバシバシ依頼届けてやるから覚悟しろよな!
  お前らの活躍に期待してるぜベイベー!

        ――疾風の配達人ペリッパーより



………まぁ、気持ちは嬉しいから敢えてツッコミはしないけれども。




………




「…さて、救助依頼は無さそうだな。どうするユハビィ?」

空のポストをバシバシと叩き、アーティが言う。
休んでいる場合ではないと自覚はしているが、
正直なところ一日くらいインターバルが欲しいと思っていた。
依頼も無いなら、都合がいいのである。

「んー…昨日の今日だし、今日はゆっくり休もうよ」
「…それもそうだな」

ツルで頭をかきながらワタシが言うと、少し間を空けてアーティは笑いながら応えた。
今日ばかりはゆっくり、――まぁ、壊れた町の修理にでも出かけようか。






「ユハビィさん、アーティさん」


「お、キャタピーちゃん。どうしたんだ?」

一旦別れて、午後にでも落ち合う約束をするところで、キャタピーの声に呼び止められた。
今日はひとりらしく、所々に擦り傷があるのは町の修理の手伝いを頑張っているからだろう。

「町の皆で話し合って決めたんですけど、修理ついでに【ポケモンズ】の救助基地を建てないかって」
「救助基地か……良いんじゃないアーティ?」

ワタシはそう言いながら、キャタピーをツルで捕まえてアーティの頭の上に乗せた。
二匹とも、何故こんなことをされたのか理解できずにいるようだが、もともと深い意味なんて無い。
ただ、乗るかな?って思っただけだ。

「…救助基地か、そういえば何時までもこんなボロ屋に本部を構えてるのもアレだなユハビィ」
「ちょっと、いくらボロ屋でも一応今のワタシの家なんだけど。しかもここが本部だったの?」

その辺に落ちてる石や木の枝、
枯葉を次々とアーティの上のキャタピーの上に乗せていきながらワタシは反論する。
キャタピーはどんどん積まれていく【ゴミ】に耐えつつ、
またアーティも意味を求めることなくバランスを取っていた。
下ろしたければ下ろせば良いのに、さも当然の如く積んでいくワタシの行為に
何か特別な意味を見出そうと、二匹はただひたすら耐えている様だった。


「よし、そうと決まれば材料集めてこよう。目指すは近所の森!」

「え!?ちょっとユハビィ!オイラの上に乗ってるこれって――」

「へ?下ろせば良いじゃん」



…その後思いっきり頭を殴られたのは言うまでも無い。







………





「アーティ〜、ユハビィ〜」

「やぁエラルド」
「…アレ?ユハビィ、頭、怪我シタ?」
「…まぁ、いろいろあってね」

町から出ようとしたところを、エラルドに呼び止められる。
どうやらエラルドもどこかへ出かけるらしい――それを彼の背負った荷物が教えてくれた。

「コノ近辺ニ残シテキタ仲間ノ無事ハ確認シタガ、ヤハリ支援ガ必要ナヨウデナ。
 スマナイガ暫ク私ハ救助隊活動ニ参加デキン」
「そっか。まぁ大変なのはお互い様だしな。気を付けて行ってこいよ」
「アァ、ソチラモナ」

アーティとエラルドは、拳と磁石をガッと合わせ笑う。
エラルドはポケモンズとしての活動はまだ殆どしていないが、
傍目からはこのふたりはもう無二の親友の様に見えた。

森――正確には森だった場所を散策する。
木々は焼き倒され、至る所に冷え固まった溶岩が点在していた。
グラードンの所為とも言えるが、元凶はサーナイトだ。
それに、グラードンも今は町の修理を手伝っている。
巨体を駆使して材木を運んだりと、大活躍なようだ。
素直に手伝っている理由がルギアに脅されているからだと言うのは、みんなのために黙っておこう。

――おかげですっかり町の人気者になった事には、グラードン自身満更でも無い様だが。



「やっぱりこの辺りにはもう使えそうな木は無いね」

炭になった木を手に取り、ワタシは言う。
燃料くらいには使えるなと思ったが、
炎を吹いたりできるポケモンの世界に於いて炭などそれほど重要な資源でもない。

「うーん…一通りグラードンが暴れた所をマークしてみたけど、
 ここから北西に在る【騒ぎの森】なら材木があると思うんだ」
「【騒ぎの森】?」
「凶暴な野生がいっぱい居て普通は近寄らないんだけど――今のオイラ達なら行けるんじゃないか?」

これだけの戦いを繰り広げた後だけに、アーティの言葉は自信に満ちていた。
無論ワタシも今更野生に負けるなど考えもしなかったし、
材木が手に入るなら行かない手は無いだろう。

「よし、じゃあ目指すは【騒ぎの森】!レッツゴー!」
「何かあったら頼むぞユハビィ!」

「………え?」

サッとワタシの後ろに隠れ、支援は任せろと言いながら笑うアーティを、ワタシは呆然と見つめた。
アーティの自身の源がまさか自分だったとは、夢にも思っていなかったからだ。
だんだん先ほどの自信満々な態度に腹が立ってきたので、
そっと背中にやどりぎのタネを植えつけてやった。



「…ユハビィ、オイラ、なんだか気が遠くなってきた」

「気のせいでしょ」



キノコと栄養をギブ&テイクして生きる【パラス】というポケモンがいるが、
アーティの背中に植えつけられたやどりぎの栄養は当然ワタシに帰属する。

徐々に衰弱するアーティを見るのは楽しかった。
タネが成長してアーティを取り込もうとした辺りでちゃんと助け出してあげたので、
心配は要らないだろう。

多分。





………





町からだいぶ離れた岩山の空き地にて、【トップアイドル】のピカチュウは
電気タイプ繋がりということでデンリュウと共に修行していた。
その場には【雷の司】、【炎の化身】、【氷の使い】も同席している。
セバスとミルフィーユは町の復興のためにあちこちを駆け回っているのでそこには居ない。

そして【FLB】の一行はネイティオと共に別な場所で修行しているらしい。
どちらの目的も、今後どんな戦いが起きても大丈夫なようにするためなのは言うまでも無い。


「なぁライノシ」


炎の化身――ファイヤーがサンダーの隣に立ち、呼ぶ。



「ライノシじゃない。【雷(いかずち)の司(つかさ)】だ」



よく間違われるが、【らいのし】ではなく【いかずちのつかさ】だと、
サンダーはこれで何度目になるか解らない些細な抵抗をした。
周囲のものは、語呂がよく非常に呼びやすいのでそう言っているだけなのだが。


「そんな事はどうでもいいのだが、おまえピカチュウより弱いってどうよ」
「………ほっといて下さい…いやマジで」


目の前でオレンの実を食べているフリーザーを眺めながら、サンダーは呻いた。
デンリュウと共に雷撃の撃ち合いをしているピカチュウの【10万ボルト】は、
サンダーの【神の雷】を遥かに超える威力である。
勿論、サンダーも修行のために此処に来ているわけだから、
さっさとデンリュウから指南でも受けたい所存ではあるのだが――


「らいのしー、オレンの実なくなっちゃった。取ってきて下さいー」
「だ、そうだ。行ってらっしゃいライノシ。私の分も頼むぞ」


「だああああああああああッ、どうして!こう!なるんだあああああああああ!!」


どうして!と、こう!、なるんだ!でそれぞれ器用にポーズを使い分けるサンダーを、
遠目で見ていたデンリュウがクスと笑う。



ファイヤーとフリーザーはサーナイトに吸収されていた間に力を酷使されたため、
殆どの力を失ってしまっていた。
そんな同胞の面倒を見るようにとデンリュウにあしらわれてしまったサンダーは、
ロクに修行も出来ないままこうしてコキ使われているのである。
このままじゃ戦力外通告を受ける――いや、もしかしたらもう受けているのかもしれない。
そんな事を考えながら、サンダーはオレンの実を探しに飛び立った。

笑顔で見送る同胞に知られないように、うっすらと涙を浮かべて。



「―――本当にいいんですの?サンダーをあんな扱いにして…」

「あらあら、ネイティオさんから『好きなように』って言われているのよ」




デンリュウは並のポケモンが受ければ一撃必殺に近いようなピカチュウの雷撃を軽く受け流しつつ、
飛び立つサンダーを見て微笑むのだった。






(――それに、今の彼に必要なのは闇雲な修行じゃありませんわ)








………





「―――ッ!!」
「どうした、ネイティオ氏!?」
「…愛弟子が、不幸な目に遭っている気がする…」

地味な所で、ネイティオの予知能力はまたしてもその真価を見せ付けていた。





………






「ご苦労だったな、グラードン」


ルギアが他人事のように呟くと、その後ろでへばっているグラードンが呻いた。


「く…長年神と崇められた我輩がこの様な雑務をさせられようとは…」
「そう言うな。神とはこうして民に尽くすものだと、私は心得ているぞ?」
「……その割にはあの時、随分駆けつけるの遅かったじゃないか」

「…エレメンタルブラス―――」

「だわわわわッ!スイマセンほんの冗談ですアハハハハハ!!」


ルギアとグラードンが町外れでバカをやっている所へ、
ユハビィとアーティが材木を切って帰って来た。
真っ赤な太陽が今にも沈みそうな時刻である。
赤い光に照らし出された二匹は、【騒ぎの森】で苦戦したのか擦り傷が目立っていた。

「アレ、ルギアとグラードンじゃないか。町の修理は終わったのか?」
「いや、まだだが。今日は日も暮れ始めたから、夕食にしてまた明日というところだ」
「くんくん…か、カレーの匂いがする…ッ、アーティ!これヨロシク!」
「うええッ!?ちょっ、ユハ――のわあッ!!」


     ドズン!


ユハビィが投げた材木はアーティの抱える材木の上に見事に乗り、鈍い音と共に大地に沈んだ。
潰れたのは勿論間に挟まった材木ではなく、一番下のアーティだ。
背後で惨劇が起きているにも関わらず、振り返ることなくユハビィは広場へと走り去る。
お目当ては勿論カレー…だろう。


「た、たす、たすけてルギア…死ぬ…死ねる…」

「まったく情けない、男ならそれくらい持ち上げて見せろ」


ヒョイっと軽々しくアーティの上の材木を除け、ルギアは顔を覗き込んで言う。
やや2Dになったアーティは、無理言うなよと低く呻いた。









「カレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」


風が抜ける。
穏やかな夜風を薙ぎ払い、廃墟に溜まる砂埃を巻き上げ、
翠の弾丸と化したユハビィが広場に向かって駆けていった。
速い。
多分、波導を使っているときと同じくらいの速さだ。
よほどカレーが好きなのかは解らないが、ユハビィは只管に前へ前へと突き進んで行く。
と、不意に弾丸を呼び止めるものが現れた。

「ユハビィ」

「ごめん後にして!―――ってアブソル?何してるのこんなトコで」


見知った顔ならこのまま素通りしようと思ったが、
思わぬポケモンに呼び止められたため足を止めた。
アブソル――デンリュウの部下で、この戦いに参加していた者のひとり。
それ以上のことは知らないし、別段親しくなっているワケでもない。
ただ、だからこそ呼び止められたことが不思議で思わず立ち止まったのだ。


「何?この戦いのMVPのサインでも欲しいの?」
「要らない。あっても役に立たないだろうし邪魔だし価値無いし、
 そもそも色紙なんて持ってないしというかそんなのに使う紙がもったいないし――」
「いや、あの、ごめん…冗談だからそんな真顔で要らない理由を並べないで――傷つくから」


外っておけばこのまま延々と要らない理由を並べられ、
挙句自分の存在まで否定されかねなさそうなので止めておいた。
いくらワタシでも、真顔で言われると辛い。


「…サーナイトの事なんだが」
「………」


アブソルは言いかけて、ワタシの了承を得るかのように間を置いた。
何を知っているのか、何が気がかりなのか、まるで解らないわけではないが、
敢えてワタシは黙っていた。
黙って、アブソルに自分で言わせようと思った。

「歌声の石、知っているな?」
「うん、確かジラーチを目覚めさせるとかっていう秘宝だっけ」
「…それが見つからないんだ。どこを探しても」
「…………」

サーナイトはそれを手に入れたと言っていた。
つまり、あの時消滅したならば歌声の石はそこに落ちるはずなのに――

「持ち去った後どこかに隠したならいいんだ。
 誰にも見つからないだろう、サーナイトが隠したものなんて」
「…………」
「杞憂だといいが、一応おまえには話しておいた方がいいと思ってな」
「どうして…?」

ワタシは問いかけたが、アブソルは背を向けて歩き出していた。
既に日は沈み、辺りは暗くなっている。
広場のほうは炎を灯しているらしく明るいが、その光はここまでは届かない。
月明かりに照らされ妖しいほどに美しいアブソルは、小さく『さぁな』と呟いて暗闇に消えていった。


おかげで広場で貰ったカレーが喉を通るようになった頃にはすっかり冷えてしまっていた。


湧き上がる不安をどうにかしたくて、キュウコンを呼ぶが返事は無い。
いくらサーナイトが居なくなったとはいえ、そう簡単に出てこれるわけでもなさそうだった。



「はぁ……」


「何らしくないことしてんだよ」



食器を片付けに戻ると、丁度アーティがカレーを食べ始めている頃だった。
らしくないこととは随分失礼な謂れだが、仕方ないだろう。
今は気になる事が多すぎて食事もロクに喉を通らなかったのだから。


「…強くなれば良いんだよ」

「………そりゃ、そうだけど…」


――強くなればいい。
非常に簡単で、全てを解決できる行為だ。
日常の不安も、世間の目も、強ければ関係ない。
誰だって解ってる。

これ以上簡単で、これ以上難しい事は無い――と。

だがアーティはそれをアッサリ言ってのける。
それが一つのアーティの【強さ】なのだから、反論する心算は無いが…


「強くなれば、サーナイトが何匹来ようと関係ねぇ、だろ?」


言い終えると同時に、アーティはカレーを飲み物のように口に掻き込む。
そしてごっそーさんと不躾な食後の挨拶をひとりで済ませ、食器を片付けに椅子から立ち上がった。
彼はワタシから少し離れたところで立ち止まると、ぽつりと呟く。


「オイラは強くなる。ひとりでも戦えるように…」


その言葉の真意がどこにあるのか――アーティがそれを理解しているのかワタシには解らないが、
何か決意のようなものを感じたのは確かだった。
もしかしたら本当は昨日、森の中でのワタシとキュウコンの会話を聞いていたのかも知れない。
アーティがそれを黙っている以上ワタシにも確かめる術が無いので、
ただ黙っている事しか出来なかった。


「ほらユハビィ、帰るぞ。明日はちゃんと救助活動しないとな」
「…うんっ」


本当に全てが決着したとき、ワタシは道を違える。
それを知ってか知らずか、…この時以上にアーティが意地悪に見えた事は無かったかもしれない。







「材料はもう揃ってるみたいだし、救助隊基地の完成が楽しみだな」
「みんなが作ってくれたんだから、大事に使わないとダメだよ?」
「わかってるよそんな事。しっかし、いい星空だな」
「ホントだ、……そういえばこっちに来てから、ちゃんと空を見たのははじめてかも」


星が燦燦と輝き、月明かりで決して暗くは無い漆黒の空に浮かぶ雲がまた美しい。
吸い込まれそうな天を仰ぎ草むらに倒れると、まるで重力を感じさせないような感覚を覚えた。



――話そう。



星空の下で話すようなロマンチックな話じゃないが、
なんとなくこれ以上は隠せない――隠してはいけないと思った。


「…ねぇ、アーティ」

「言うな」


仰向けで倒れているからアーティがどこに居るのかわからないが、
多分すぐ近くで同じ状態になっているんだろうと思った。
頭の上辺りだろうか、聞こえたアーティの言葉は、全てを理解している事を暗に告げた。


「…それでも、おまえはチーム【ポケモンズ】のリーダーで、オイラのパートナーなんだからな」

「うん」


確か前もこんな事があったような気がする。



どこから来たのか、虫があちこちで鳴き始めていた。
この世界の季節はもう直ぐ秋も終わる。
秋の最後を懸命に生きる虫たちの歌声は、とても心地よかった。


「勝とうな」
「うん、絶対に…」


大きく輝く星が二つ見える。
アーティはどちらの星を見ているのだろうか?
…多分ワタシとは違う星を見ているんだろう。
理屈じゃなく、ただそう思う。


夜風が鼻腔を擽るのがあまりに心地いいので、
目を閉じていたらワタシは何時の間にか夢の世界に引き込まれていた。
何を見ていたのかは忘れたが、久しぶりにとても穏やかな夢を見ていたような気がする。







――必ず勝つ。宿命と約束、この世界のために――







つづく


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